稲沢工場

本工場の特長

大手からも選ばれるプラスチック切削加工の卓越した技術力

稲沢工場は、プラスチック切削加工の分野で卓越した技術力を誇ります。3軸マシニングセンタや各種切断機を駆使し、1個からの少量多品種の製品作りに対応する柔軟性と、数百個単位の量産加工の能力を兼ね備えています。
寸法公差±0.05mmを実現する高精度加工は、品質の要求が厳しい業界においても信頼されており、特にアクリルの透明部品に関する特殊技術は、精緻な仕上がりの面粗度Rz1.6以下を常に保証し、顧客の高度なニーズに応えるための明確な差別化要因となっています。またアクリルのバフ研磨に関しては大手メーカーの標準見本に採用されています。

少量・多品種生産にも量産にも柔軟に対応

当工場では、マシニングセンタ12台、5軸マシニングセンタ4台、CNC旋盤9台、複合旋盤5台などの設備を備えております。検査機器では画像寸法測定機、デジタルマイクロスコープといったものがあります。
少量多品種生産や短納期案件と量産の両者に対応するために、昼夜2交代制の生産体制を敷き、特に日中は柔軟性の必要な案件、夜間は量産対応を重視するという形でそれぞれの特長を活かした生産を行っています。納期面では1週間以内の短納期案件も対応可能です。

他工場とも協力して顧客ニーズに応える

マシニングセンタ・旋盤・仕上の3部門で分業しますが、部門内では全員が多能工であり、若年の社員にも担当部門の全業務に対応できるように教育を行っています。プラスチックの切削加工は金属部品とも射出成型品とも異なる特徴を持つため、技術的提案を含めて顧客ニーズに応えるよう努めています。
また、プラスチック切削加工の近縁にあたる加工については協力工場で対応しており、それにはゴム加工、熱硬化性樹脂加工、3Dプリンタ、樹脂注型加工、射出成型加工などが含まれます。